生石高原の山焼き中止 山開きは4月29日
和歌山県紀美野町の生石高原で23日に予定されていた「山焼き」は、県全域に乾燥注意報が継続発表されたため、安全を考慮し中止となった。 関西一のススキの名所として知られ、紀美野町と有田川町にまたがる生石高原では、標高870㍍の山頂付近に広がるススキを焼くことで芽出しを促し、減少しつつある純粋な草原を再生・保全することを目的に、両町が2002年度から取り組んでいる。...
View Article根来塗学ぶ受講生が作品展 25年度生も受付中
作品を紹介する池ノ上さん 和歌山県岩出市の伝統継承事業「根来寺根来塗」の技法を学ぶ講座の受講生による作品展が、同市根来の市民俗資料館で開かれている。4月14日まで。指導する池ノ上辰山さんは「600年前と同じ技法で時間をかけて作った漆塗りを見て、本物の良さを感じてほしい」と話している。...
View Article野上中、美里中が閉校 紀美野中へたすきつなぐ
野上中学校の閉校式 美里中学校の閉校式 本年度末で閉校する野上中学校(和歌山県紀美野町下佐々)と、美里中学校(同町野中)で22日、閉校式が行われ、野上中は67年、美里中は42年の歴史に幕を下ろした。4月からは、紀美野中学校として野上中学校校舎を活用して開校する。...
View Article部長級は8人が昇格 紀の川市人事異動267人
紀の川市は4月1日付の人事を24日に発表した。異動規模は267人で、前年比42人増。部長級は8人が異動し、総務部長に永井紀男総務部次長兼税務課長、危機管理部長に辻本高秀福祉部次長兼社会福祉課長が就任するなど8人が昇格した。新規採用職員は28人(前年比12人増)。
View Article花見の名所にぎわう 雨山の郷でさくらまつり
桜並木が楽しめる 桜の名所として知られる和歌山県紀美野町井堰の茶屋、雨山の郷で3月29日、「さくらまつり」が始まった。道路沿いには3分咲きほどの樹齢約40年の約300本のソメイヨシノやしだれ桜が並び、開花を待ちわびた人らが朝から駆けつけた。 さくらまつりは、地域を盛り上げようと地元の有志で構成される雨山の郷プロジェクト(岡博誠会長)が主催。桜の花と地元名物グルメが楽しめ、ことしで12年目を迎えた。...
View Article花見客、笑顔も満開 亀池さくらまつり
咲き誇る桜の下で楽しむ人々 桜の名所である和歌山県海南市阪井の亀池公園で3月30日、「亀池さくらまつり」が開かれ、来園者は、ほぼ満開の桜の下で花見や模擬店、ステージ演奏などを楽しんだ。 海南市観光協会主催。たつみ町づくり協議会(山西義彦会長)のメンバーらが、多くの人らに楽しんでもらいたいとテント設営や餅まきの餅3000個などを準備してきた。...
View Article海南の魅力発信動画制作 和大と国交省が連携
制作されたプロモーション動画 国土交通省和歌山河川国道事務所と和歌山大学観光学部が連携し、海南市の特産品や観光名所のプロモーション動画を制作した。...
View Article紀の川市初の大相撲巡業盛況 合併20周年記念
横綱・豊昇龍の土俵入り 和歌山県紀の川市で初開催となる大相撲巡業「紀の川場所」が1日、同市花野の市民体育館で開かれた。横綱・豊昇龍や春場所で3度目の優勝を果たした大関・大の里ら人気力士が迫力の取組を見せ、会場を訪れた約2800人の大相撲ファンらの熱気に包まれた。...
View Article満開の花楽しみ快走 桃源郷ハーフマラソン
満開の桃を楽しみながら走る参加者 「第17回紀の川市桃源郷ハーフマラソン」が6日、和歌山県の同市花野の市民公園多目的広場を発着とする3種目で開かれ、県内外の2~88歳の計1100人が参加。桜と桃の花が満開の市内を駆け抜けた。 走ることを通じて同市の美しい自然を全国にPRし、スポーツの振興と参加者の健康づくりを目的に、同マラソン実行委員会が主催。本紙など後援。...
View Article神出さん無投票で6選 海南市長選
花束を受け取り笑顔の神出さん 任期満了に伴う海南市長選は6日、告示され、無所属で現職の神出政巳さん(74)以外に立候補の届け出がなく、無投票で6選が決まった。午後5時に無投票当選が決まると、街宣から戻った神出さんは支援者らの拍手に迎えられ、同市重根の選挙事務所で関係者らと共に乾杯などで喜びを分かち合い、孫から祝福の花束を笑顔で受け取った。...
View Article菓子業界の飛躍願い 橘本神社で春の大祭
祝詞を奏上する前山宮司 ミカンと菓子の神様である「田道間守命(たぢまもりのみこと)」を祭る橘本神社(和歌山県海南市下津町橘本、前山和範宮司)で6日、春の大祭「菓子祭・全国銘菓奉献祭」が行われた。 同神社のある同地区に、田道間守命が中国から持ち帰ったとされる橘が日本で最初に植えられたことから、ミカン発祥の地とされる。昔の人は橘を菓子として食べており、同神社は、ミカンと菓子の神様として親しまれている。...
View Article県産100%ワイン目指す 海南に県内初の個人醸造所
ワインを手にする南口さん 和歌山県海南市下津町引尾で、個人では県内初となるワイナリー「紀乃國わいん工房」を営む南口義彦さん(69)。ブドウの栽培からワイン醸造まで手がけており、「数年後は、畑で自家栽培したブドウで県産100%ワインを造る」と意欲を話す。 同工房は、下津町仁義地区の立神社(たてがみしゃ)のすぐ近く。築100年以上の古民家を改装し、醸造所と店舗を併設する。...
View Article新たな伝統を 合併新設の紀美野中学が開校
紀美野中学の校旗を受け取った喜多校長㊨ 昨年度末で閉校した和歌山県紀美野町の2校(野上、美里中学校)が合併し、本年度開校した紀美野中学校(同町下佐々、喜多智英校長)の開校式が8日、同校であった。生徒たちは新たな伝統をつくることを誓い、思い新たにスタートを切った。 生徒代表であいさつする田渕さん...
View Article古民家改装へ こども食堂すこやかがCF
明るく元気なスタッフの皆さん 和歌山県海南市多田のこども食堂「すこやか」は、今後の継続開催を目指し、拠点となる築70年の古民家を改装しようと現在、クラウドファンディング(CF)に挑戦している。5月20日まで。...
View Article安心安全に調理し提供 学校給食センター完成
テープカットで完成を祝う小川町長㊥ら 和歌山県紀美野町内の小中学校の学校給食を調理する町学校給食センター(同町下佐々)が完成し、18日に竣工式と内覧会が開かれた。総工費は6億2161万9000円。一日に500食調理ができる規模で、8月25日の2学期から町内4校(中学校1・小学校3)の生徒児童と教職員、約400人分を調理する。...
View Article安定的に水道水供給 下佐々浄水場が竣工
薬品沈殿池を見学する関係者 和歌山県紀美野町下佐々にある下佐々浄水場の更新工事が完了し、18日に竣工式が行われた。総工費は14億7701万4000円。浄水場の規模は4200人分を想定している。 これまで使用してきた浄水場は、1973年に完成。砂の層にゆっくり通過させて水を浄化する緩速ろ過方法で水道水を供給してきた。...
View Articleスイーツコンテスト 海南サクアスが募集
「アイデアお待ちしています」と撫さん 和歌山県海南市下津町小南の道の駅・海南サクアスは、市の特産を生かしたオリジナルスイーツのアイデアを募集。グランプリに選ばれたスイーツは商品化し、ことし9月の開駅2周年祭りで限定販売する予定。同所の撫(なで)悠紀野さんは「道の駅とお客さまが直接関わり、良いものができたらと思います。たくさんの応募お待ちしています」と話している。...
View Article各分野で功労の20人に 海南市制施行記念表彰
表彰を受けた皆さん 多年にわたり自治振興や公共の福祉増進に功労のあった人や、市民の模範となる人をたたえる海南市制施行記念表彰式が24日、同市役所であり、20人が表彰された。地方自治や社会福祉、教育の推進などの各分野の功労者に神出政巳市長から表彰者一人ひとりに賞状などが手渡された。...
View Article南インド料理で交流 プリーティさん
愛称はプリティさん 和歌山県紀美野町町田のシェアハウス「シェアードレジデンスフラッグ」で南インド料理教室が開かれた。講師を務めたのは、同町地域おこし協力隊でインド人のプリーティ・セルワニさん(27)。同シェアハウスを拠点に国吉地域の活性化を目的に活動している。...
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