初夏を彩る俳画展 岩出の民俗資料館で
和歌山県の岩出市文化協会俳画クラブ(梶本洋子代表)の作品展が28日まで、同市根来の市民俗資料館で開かれている。 約30年前から実施しており、新型コロナの影響で2019年以来の開催となる。 同クラブは同市在住者を中心に12人で、毎月第2、4土曜日に同市清水の岩出地区公民館で活動。絵や俳句を制作し、作品展や市の文化祭などで展示している。...
View Article創業など学ぶ 紀美野に「地域づくり学校」
農山村地域での創業を目指す人や、地域への理解を深めたい学生らが学び合う「きみの地域づくり学校」が13日、和歌山県紀美野町に開校した。町や和歌山大学、町内の高校、商工業、観光業などの関係機関でつくる協議会が運営する。12月まで全15回の講義や現場でのインターンシップを開催。大学教員や地域内外の先輩事業者らから、農村での起業や継承について、座学や実践で学ぶ。...
View Article連携し特殊詐欺防ぐ コンビニ従業員に感謝状
特殊詐欺を未然に防いだとして、和歌山県の海南署(中岡隆署長)は18日、ローソン海南東インター前店のパート職員、魚谷美妃さん(45)と奥田むつみさん(59)、他1人の計3人に感謝状を贈った。 同署によると、ことし2月12日午後4時半ごろ、80代の男性がプリぺイドカード7万円分を購入しようと同店を訪れたという。...
View Article不思議な建築制作 紀美野町のアキラさん
和歌山県紀美野町大角の国道沿い、観光農園「花いちばん」花美山入り口にメルヘンチックな造形物がある。大きく口を開けた顔のようにも見え、屋根には草が生えている。その不思議な外観に「あの建物は一体何?」と道行く人の注目を浴びている。建築したのは、同町の舞台照明デザイナー、アキラさん(66)。手作りしたという自宅におじゃますると、そこには特別な空間が広がっていた。...
View Article粉河祭4年ぶり開催へ だんじり試験運行
紀州三大祭の一つ「粉河祭」が4年ぶりに和歌山県紀の川市粉河の中心部で開かれるのを前に、「だんじり」の試験運行が28日に行われ、周辺に鉦の音と威勢の良い掛け声が響いた。 粉河祭は、毎年7月の最終土・日曜に行われる西国三十三所の第三番札所粉河寺の鎮守・粉河産土神社の祭り。...
View Article豊作願い 紀美野「中田の棚田」で田植え
和歌山県紀美野町の「中田の棚田」で田植えが行われ、参加した約100人は泥にまみれながら手作業で苗を植え、爽やかな汗を流した。棚田をかつての景観に戻そうと活動する小川地域棚田振興協議会(北裕子会長)が主催。一般募集の参加者の他、和歌山大学の援農サークルや「和大LPP」として地域活動をする観光学部の学生ら約100人が集まった。...
View Article災害想定し避難所運営 海南市職員が研修
海南市は大規模災害発生時、避難所運営をスムーズに行うため、和歌山県が作成した「きいちゃんの災害避難ゲーム」を活用した避難所運営研修会を5月29日、同市役所(南赤坂)で開いた。 市は本年度、避難所開設にあたる職員を対象に職務が円滑に行えるよう実施。この日は34人が参加し、それぞれボランティア班長や総務班長など決められた役割になり、課題を解決していった。...
View Article彩り考え弁当100食分 海南下津高で実習
和歌山県内公立高校で唯一の女子校で、卒業と同時に調理師免許が取得できる、海南市立海南下津高校(下津町、柳和希校長)の生徒は5月31日、授業の一環で約100食分の弁当を作る「集団給食」を実施。市役所など学校外部へ4年ぶりに販売した。...
View Article海南まつりへ 竹あかりワークショップ
8月に和歌山県海南市で予定されている「ふるさと海南まつり」でともす竹明かりを制作する「竹あかりワークショップ」が、24日と7月1日に市民交流センター(下津町下津)展示室で開かれる。 ふるさと海南まつり実行委員会が主催。竹明かりは、竹に穴を開けてろうそくやLEDなどで明かりをともすもの。祭りやイベントを盛り上げるための装飾として使われている。...
View Article地域を知り防災学ぶ 中学生と住民が研修
土砂災害から命を守るため、海南市と同市立下津第二中学は5月30日、「地域×防災ワークショップ」を実施した。高齢化や地域の担い手不足が進む中、南海トラフ地震や豪雨災害などに備えて、地域住民と生徒が共に考えることで地域の防災力を強化しようと行われた。...
View Article素材生かした梅酒に 中野BC恒例の初仕込み
和歌山県海南市藤白の酒造メーカー、中野BC㈱は6日の「梅の日」に、ことし初めての梅酒の仕込みを行った。 県内の契約農家で育てられた2L(4㌢)サイズ以上の収穫されたばかりの「南高梅」を約23万粒、約8・5㌧使用。四代目となる梅酒杜氏の藤原弘彰さん(47)ら9人が、高さ4・2㍍、直径2・6㍍のほうろう製の特大熟成タンクの上から豪快に投入していき、工場内は梅の甘い香りがいっぱいに広がった。...
View Article災害復旧に1.6億円補正 海南市議会即日可決
海南市議会6月定例会は8日開会し、市当局は、台風2号による大雨に伴う土砂災害などの復旧費として計1億6220万円を増額する本年度一般会計補正予算案を提出。即日可決された。 この他、電気・ガス・食料品などの価格高騰緊急支援給付金給付事業、プレミアムクーポン券事業など、総額6億1501万9000円を増額する一般会計補正予算案など計35議案を上程。補正後の一般会計は248億3722万5000円。...
View Article永年在籍会員表彰も 海南市シルバー人材セ
地域のため業務にあたる公益社団法人海南市シルバー人材センター(有本勝則代表理事)は10日、和歌山県海南市日方の複合施設海南ノビノスで本年度の通常総会を開き、2022年度の事業報告や永年在籍会員、退任役員表彰を行った。...
View Article20周年のチャリティー 岩出舞踊つどいの会
「岩出舞踊つどいの会」(石田洋子代表)の20周年記念チャリティー公演が18日、和歌山県岩出市金池の市総合保健福祉センターで開かれ、約300人が来場。華やかな衣装とあでやかな舞を楽しんだ。 公演は毎年1回行ってきたが、新型コロナの影響で4年ぶりの開催となった。今回も会場入り口に募金箱を設置し、集まった募金を岩出市に届ける。...
View Article西さんら県大会へ 海草地方少年メッセージ
中学生が、日々感じていることや考えていることをテーマに発表する「少年メッセージ2023」の海草地方大会が17日、海南市民交流センター(下津町下津)で開かれ、優秀賞4人、奨励賞5人が選ばれた。 海草地方青少年育成推進員等連絡協議会(辻敏弘会長)主催。優秀賞の4人は7月29日に紀美野町で開かれる県大会に出場する。...
View Article10箇寺が健康祈願 高野長峰霊場開創記念法要
高野西街道の10箇寺が集まり、健康を祈願する「高野長峰霊場 開創記念法要」が21日、和歌山県紀美野町釜滝の釜滝薬師金剛寺(伊南慈久住職)で行われた。 高野長峰霊場は35年前の6月21日、健康のため歩くことを目的に、海南市と紀美野町の、体御ご利益があるとされる寺10箇寺が集まり、発足した。10箇寺を巡り、「全身健康になりましょう」との願いが込められている。...
View Article心和らぐアジサイ見頃 紀美野の釜滝薬師
和歌山県紀美野町釜滝の釜滝薬師金剛寺(伊南慈久住職)の境内で100種類以上のアジサイの花が見頃を迎えている。 「プリンセスシャーロット」や「ティファニー」、「アナベル」など500鉢ほどがずらりと並び、訪れる人の心を癒やしている。 アジサイを押し花にした限定御朱印も毎年好評で、ことしは同寺に隣接する和紙工房「あせりな」が制作した「シャガ」の和紙と押し花が楽しめる。...
View Article調理のプロが伝授 海南下津高校で講習会
調理の基礎を海南調理師会のメンバーに習う「専門調理師講習会」が19日、和歌山県の海南市立海南下津高校(下津町、柳和希校長)で行われた。 同校は、県内公立高校で唯一の女子校で、食物科と家政科の専門学科があり、卒業と同時に調理師免許を取得することができる。現在、食物科15人と家政科2人の計17人が通い、2024年3月31日に閉校を予定している。...
View Article甘さに自信 海南「高津の桃」出荷始まる
和歌山県海南市の高津地域の希少な桃「高津の桃」がシーズンを迎え、同地区撰果場で出荷が始まった。8月初旬まで早生、中手、晩生と甘くてジューシーな桃が楽しめる。 生産者でJAながみね桃部会の北原欣治副部会長(70)は「ことしの桃は昨年より大きく、甘みも強い。味に自信がある」と話す。...
View Article高齢運転者の事故ゼロへ 交通安全の講習会
高齢者が加害者となる交通事故を防ごうと、海草振興局地域振興部は27日、ドライビング・スクールかいなん(海南市且来)で交通安全講習会を開いた。 海南警察署や同スクールなどの協力のもと、2016年度から年4回実施され、延べ354人が受講している。 今回は67~87歳の海南市老人クラブ連合会のメンバー10人が参加。視力検査をした他、教習コースでの運転技能検査などを行った。...
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