風鈴の音色涼やか 柿本神社で200個揺れる
和歌山県海南市日方の伊勢部柿本神社(塩﨑昇宮司)で31日まで、漆などで塗られた色とりどりの風鈴が木枠に飾り付けられ、風が通ると涼しげな音色を響かせている。 約200個が境内を彩る。塩﨑宮司によると風鈴は、この地域で鎌倉時代から続く紀州漆器の根来塗の技法で作られていることから少し厚みもあり、やわらかな音色が特徴だという。...
View Articleコロナ対策で3億円 紀美野町が補正予算
和歌山県紀美野町は20日、臨時議会を開き、新型コロナウイルス感染症対策費として約3億2482万円を増額する一般会計補正予算案を可決した。...
View Articleふるさとに恩返し アーチェリー倉矢さん
昨年オランダで行われた「世界アーチェリー選手権大会」で好成績を上げた和歌山県紀の川市貴志川町出身の倉矢知明さん(23)が、6月から母校の県立貴志川高校で後輩たちの指導にあたっている。倉矢さんは「生まれ育ったまちに恩返しができるように、自分が持っているものを伝えていきたい」と話している。...
View Article行く夏惜しむ音色 宇賀部神社なごり風鈴
和歌山県海南市小野田の宇賀部神社(小野田典生宮司)境内の木々に風鈴がつり下げられ、行く夏を惜しむかのように優しい音色を奏でている。 同神社によると、「なごり風鈴」と呼び、邪気をはらう意味を込めている。風鈴は、このほど同神社で行われた「夢風鈴まつり」で使用したもので、地域の伝統工芸、漆塗りの技法を用いて作られている。 数は約30個。静かな風情を感じさせ、秋ごろまでしばらくはつるすという。...
View Article被災時は体育館が警察署に 海南署が市と協定
和歌山県海南市と海南署は8月31日、「大規模災害時における施設使用の協力に関する協定」を締結した。災害の発生で同署の庁舎が浸水、倒壊などで使用ができなくなった際には、臨時拠点として同市大野中の市総合体育館の一部を使い活動を行う。 同署周辺は海抜約2㍍。南海トラフ地震などの大規模災害などで機能不全になることを避けるため、7月に同市に要請を行った。...
View Article2024年で廃止へ 海南高定時制課程
和歌山県教育委員会は、県立海南高校定時制課程について、22年度から生徒募集を停止し、24年度末に廃止することを決定した。 同課程は1948年10月に開校し、働く学生らを中心に多くの卒業生を送り出してきたが、年々入学生は減少。本年度の新入生は0となっていた。...
View Article現職含む2陣営出席 岩出市長選候補者説明会
任期満了に伴う岩出市長選(27日告示、10月4日投開票)の立候補予定者説明会が3日、同市山のサンホールで開かれ、4選を目指す現職の中芝正幸氏(77)の陣営と候補者未定の男性代理人が出席した。 市長選を巡ってはこれまで目立った動きがなく、現職の中芝氏も出馬の意思を明確に示していなかった。中芝氏の陣営関係者は「後押しするために準備は進めていく」と述べた。...
View Article食材に感謝込めて 長保寺で万物供養祭
自然の恵みと食材に感謝する「魚介鳥獣草木供養(万物供養祭)」が9日、和歌山県海南市下津町上の国宝・長保寺(瑞樹正哲住職)で行われた。 食卓にあがる食材に感謝を込め、食べることの大切さを多くの人に知ってもらいたいと毎年実施し、ことしで10回目。海南海草調理師会(中岡勲会長)と同祭実行委員会が主催している。...
View Articleマスクにアマビエ チャームを限定販売
新型コロナの終息を願い、和歌山県海南市の藤白神社は9日、疫病退散で知られる妖怪「アマビエ」の図柄を用いた蒔絵(まきえ)のマスク用チャーム(装飾品)WAKUPITA(わくぴた)の限定販売を始めた。 紀州漆器協同組合(冬野泰生理事長)の㈲橋本漆芸(橋本洋二社長)が、飛沫(ひまつ)感染防止の予防策としてマスクの着用が一般的になったことで、マスクでの生活を少しでも楽しんでもらおうと企画、製作した。...
View Article中芝氏事務所開き 岩出市長選へ必勝誓う
任期満了に伴う岩出市長選挙(9月27日告示、10月4日投開票)に出馬する現職の中芝正幸氏(77)の陣営が16日、7期目に向けて同市宮で事務所開きを行った。関係者約100人が出席し、神事をして必勝を願った。...
View Article隠れた美しい風景撮影 ノビノスで2人展
和歌山県海南市の南野上公民館写真教室の2人展「海南ええ町 夢の街」が29日まで同市日方の海南nobinos(ノビノス)で開かれている。...
View Article広報員に那賀高校放送部員 岩出署が委嘱
警察と連携して交通安全啓発や広報を行う高校生広報員に、和歌山県立那賀高校放送部が委嘱を受け、岩出市高塚の岩出署で委嘱式が行われた。同署では新型コロナウイルスの影響でこれまでの広報啓発活動ができなくなり、新しい方法を考えていた。ラジオドラマの制作などで全国入賞している同校放送部を知り、声や映像を使った広報をできないかと提案。生徒の考案で広報員の愛称は「フローリアサポーター」に決まった。...
View Article岩出市長選 中芝さんが無投票で7選
任期満了に伴う岩出市長選挙は27日告示され、無所属で現職の中芝正幸さん(77)=自民、立憲、公明、国民、社民推薦=の他に立候補の届け出はなく、旧岩出町長時代から通算して7選が無投票で決まった。無投票は2004年の町長選以来16年ぶり。中芝さんは「健全財政の堅持とバランスのとれた行政を推進し、岩出市のため一生懸命働く」と決意を述べた。...
View Article地元作家の漆器作品を展示 NPOくろえ
地域の伝統産業である漆工芸を地元の人々に見てもらおうと、海南市美術家協会会員の漆芸家・林克彦さん(58)の作品が、同市黒江の紀陽銀行海南支店で展示されている。11月中旬まで。 地域活性化に取り組むNPO法人くろえ(小阪享理事長)が3年前から行っている取り組み。会員らが協力し、店舗のショーウインドーに漆額と器の作品を飾り付けた。...
View Articleミカンの酎ハイの素発売 海南の中野BC
和歌山県海南市藤白の酒造会社、中野BC㈱(中野幸治代表取締役社長)は2日、ジューシーなミカンが香る「富士白ミカンチュウハイの素」の発売を開始する。 自分でミカンの皮を剥いて食べているようなフレッシュな香りとジューシーさを味わってもらいたいと、県産のミカン果汁のみ使用。こたつに入り、ミカンを食べるゆったりとした時間や団欒の温かさを感じるような、心に寄り添うお酒をコンセプトとしている。...
View Article地域で命守る 塩津区防災会に総理大臣賞
本年度の防災功労者内閣総理大臣表彰に、和歌山県内から海南市の塩津区防災会が選ばれた。同会は「自分たちでできることは全てやる」をモットーに、住民参加の避難訓練や避難経路の整備、井戸づくりなどに取り組んできた。脇所武夫会長(79)は「役員や住民と力を合わせて災害に強い町づくりに励んでいきたい。研修や反省会を通して年々活動は改善、充実してきた。今後も切らすことのないように発展させていきたい」と話している。...
View Article感染対策万全に 青洲の里バイキング再開
和歌山県紀の川市西野山の道の駅「青洲の里」内のレストラン「華」は、新型コロナウイルスの影響で3月18日から提供を停止していたバイキング形式を再開した。 4月の緊急事態宣言の発令で施設自体も6月まで休業。休止中はスタッフが地産地消と健康をテーマに弁当、定食の販売をするなど模索を続けてきた。...
View Article倒壊家屋から素早く 警察と消防が災害訓練
大規模な地震や災害の発生に備えて連携を図ろうと、警察と消防による大規模災害対応訓練が7日、和歌山県海南市下津町下の下津総合運動場で行われた。 県警機動隊や海南署、市消防本部などから約30人が参加。中央構造線による震度7の直下型地震が発生し、町内で民家が倒壊し、数人が建物の下敷きになっているとの想定で行われた。...
View Articleお得に紀美野楽しむ 観光協が電子クーポン
新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている観光業や飲食業を応援し、地域を盛り上げようと紀美野町観光協会は来年3月24日まで、同町内の加入店27店舗で使える50%のプレミアムが付いた電子チケット「KIMINO電子チケット」を発行している。今月1日に発売されたチケットの売上は上々で、購入は予算上限に達し次第終了する。...
View Article本の消毒機 紀の川市の図書館が導入
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、和歌山県紀の川市の市立河北図書館(西大井)と市立河南図書館(貴志川町神戸)は、紫外線を使って本を殺菌消毒する図書消毒機を各館に1台導入した。 来館者が図書を借りる際に、消毒機の棚に最大6冊の本を入れ、ボタンを押して30秒間待つ。紫外線で殺菌消毒し、送風で挟まったごみやにおいなどを除去する。「手軽にきれいにできる」と来館者からは好評。...
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