一般会計微減164億円 岩出市19年度予算
岩出市は26日、2019年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比5100万円(0・3%)減の164億4450万円。財政の健全性を意識しつつ、防災や学力向上などの重点事業に力を入れる編成となっている。特別会計や水道事業会計を含めた全体の予算額は308億40万円で過去最高額。中芝正幸市長は「健全財政を軸とし、引き続き防災や福祉などに力を入れた」と述べた。3月5日開会の市議会に上程する。...
View Article見所満載ひなめぐり 15日まで海南駅周辺で
JR海南駅や周辺の各商店に飾られたひな人形を巡りながら楽しむイベント「第9回紀州海南ひなめぐり」(実行委員会主催)が15日まで開かれ、各店舗の趣向を凝らした展示が訪れる人の目を楽しませている。 中でも規模の大きい展示「ひなみ館」は1号がセンタープラザ、2号はビジネスホテル「プリンスイン海南」内で見ることができる。...
View Article一般会計大幅増76億円 紀美野町19年度予算
和歌山県紀美野町は2月27日、総額76億870万円(前年度比18・6%増)の2019年度一般会計当初予算案を発表した。防災行政無線のデジタル化、神野保育所移築、町道改良など、住みよい生活環境の充実に力を入れている。特別会計、企業会計を含む予算総額は114億3750万円で12・4%の大幅増。町は各予算案を含む53議案を同日開会の町議会定例会に提出した。 【一般会計歳入】...
View Article鈴木屋敷復元の弾みに 藤白神社に謡曲奉納
和歌山県海南市藤白の藤白神社境内にある「鈴木屋敷」復元に向けて機運を盛り上げようと、東京の観世流能楽師・鈴木啓吾さんが10日、復曲した鈴木姓ゆかりの能『鈴木三郎重家』の謡曲を同神社に奉納する。屋敷の復元を目指す関係者は「この地で鈴木にちなんだ能の世界にふれられるのは貴重な機会。復元へ、地元にも理解や協力を呼び掛けたい」と意気込んでいる。...
View Article子育て世代に紀の川市PR 財務事務所有志
和歌山財務事務所(花田一夫所長)の若手職員有志10人によるグループ「TEAMちほめん和歌山」が、紀の川市の魅力を子育て世代にPRしようと、「こどもとおでかけマップ」と「定住プロモーション映像」を自主制作し、2月27日に市役所で林信良副市長に贈呈した。...
View Article関電海南発電所を廃止へ 跡地に企業誘致
関西電力㈱は1日、和歌山県海南市船尾の海南発電所を4月1日に廃止すると発表した。今後の電力需給の見通しが安定していることや、設備の老朽化を踏まえ判断した。同社は「今後、発電設備の除却工事や跡地活用の検討を進める」としている。 同発電所は高度成長に伴う需要急増に対応するため、1970年5月から74年4月までに1~4号機の運転を順次開始。計210万㌔㍗の定格出力で、関西の電力需要を支えてきた。...
View Article桃の節句後も華やかに 24日まで粉河雛通り
和歌山県紀の川市のJR粉河駅から粉河寺にかけての粉河とんまか通りを中心に、街をひな人形で彩る恒例のイベント「粉河とんまか雛(ひな)通り」が、桃の節句を過ぎた後も24日まで開かれている。 ひな人形を楽しみながら粉河の街を巡ってもらい、地域活性化につなげようと、地元の女性を中心とする実行委員会(児玉かよ子委員長)が2015年から開いており、ことしで5回目。...
View Article温山荘の修復へ証言 避難経験の元看護学生
太平洋戦争終結の前後、琴ノ浦温山荘園(和歌山県海南市船尾)で避難生活を送った丸山タツ子さん(90)=奈良市=の証言を、施設の修復に生かそうとする取り組みが進んでいる。施設を管理する公益財団法人や文化財保護関係者らが、資料に残されていない情報を集めようと、丸山さんが体験した園内での暮らしの様子に耳を傾けている。...
View Article功労、優秀者88人を表彰 海南市スポーツ賞
第14回海南市スポーツ賞の表彰式が3日、和歌山県海南市日方の保健福祉センターで開かれた。市のスポーツ振興などに尽力した個人・団体をたたえるもので、今回は88人が受賞し、今後の活躍やスポーツを通じた地域社会への貢献を誓い合った。...
View Article関電発電所廃止「残念」 海南市議会で市長
海南市議会は5日、一般質問が始まり、7日までの日程で10議員が神出政巳市長はじめ市幹部に市政運営や課題についてただす。 5日に登壇した東方貴子議員は、1970年から稼働し、高度経済成長期を支えた関西電力海南発電所(同市船尾)が4月1日に廃止されると決まったことを受け、経緯や今後の対応について質問。...
View Article徳川頼宣の御膳を再現 海南・海草調理士会
海南・海草調理師会(中岡勲会長)の会員らが進めてきた、初代紀州藩主・徳川頼宣に献上された料理を再現するプロジェクトで、約20種類の献立やレシピが決まり、5日に紀州徳川家の菩提寺・長保寺(和歌山県海南市下津町上、瑞樹正哲住職)に料理が献上された。今後は「徳川御膳」として県内の宿泊施設などで提供してもらうよう働き掛け、観光資源とすることを目指す。...
View Article自生種の桜を植樹 雨山の郷で新たに60本
和歌山県紀美野町井堰の桜の名所「雨山の郷公園」で8日、桜の苗木60本の植樹が行われた。昨年9月の台風21号被害から整備し、美しい景観を次世代に継承しようと実施。県民による「緑の募金」を活用した。 苗木はエドヒガンザクラで、ソメイヨシノよりも開花が1週間ほど早く、寿命が長いのが特長。町内で400~600年ほどの樹齢で美しい花を咲かせている古木があり、自生種であることから選ばれた。...
View Article鈴木屋敷復元の成功願い ゆかりの謡曲奉納
全国に約200万人いるとされる鈴木姓のルーツ・和歌山県海南市の藤白神社境内にある「鈴木屋敷」復元へ機運を高めようと、東京の観世流能楽師・鈴木啓吾さんが10日、鈴木姓にちなんだ謡曲を同神社拝殿で奉納した。...
View Article将来の夢や目標語る 亀川中で「立志式」
海南市立亀川中学校(熊代秀至校長)は15日、2年生が4月から最上級生となるのを前に立志式を行った。生徒61人(男子32人、女子29人)は自身を振り返って決めた目標を、漢字一文字を示しながら発表。目標達成に向けての努力を誓った。 立志式は、奈良から江戸時代にかけて行われていた現在の成人式にあたる「元服」に倣い、15歳になる中学2年生に大人としての自覚をもち、志を立ててほしいと願って行い今回で7回目。...
View Article勇壮な武者など表現 粉河祭だんじり幕展示
毎年7月末に行われる「粉河祭」のだんじりを彩る色鮮やかな幕が、和歌山県紀の川市粉河地区の旧旅館・三笠館2階で展示されている。24日までの土・日曜日と祝日。...
View Article身近な物を誰もが使いやすく 廣川教授講演
年齢や性別、障害の有無などに関係なく、誰もが使いやすい製品を設計する「ユニバーサルデザイン」について考える講座が17日、和歌山県岩出市根来の岩出図書館で開かれ、近畿大学生物理工学部の廣川敬康教授(設計工学)は、駅の自動改札機やカメラ、急須など生活に身近な物の構造にユニバーサルデザインの考えが反映されていないと指摘した。 同館が主催し、親子連れや夫婦など約30人が聴き入った。...
View Articleヤマアカガエルか 真国川にオタマジャクシ
和歌山県紀美野町の真国川でオタマジャクシが元気に泳ぐ姿が見られている。2月末ごろに確認され、日本固有種のヤマアカガエルではないかと考えられており、発見者らは、今月下旬にはカエルの姿になり、かわいらしい鳴き声が聞けることを楽しみにしている。...
View Article中世の伝統受け継ぐ 根来塗講座の作品展
伝統工芸「根来寺根来塗」を体験する岩出市主催の講座の受講生による作品展が4月8日まで、根来の市民俗資料館で開かれている。 根来寺根来塗は、1585年の豊臣秀吉による根来攻め以降、根来寺内での生産が途絶えていたが、根来塗曙山会代表の池ノ上曙山さんが中世の技法とともに復興し、市は後世に伝える人材を育成しようと、約20年前から講座を開いており、現在は約60人が受講している。...
View Article農業の現状を発信 情報紙コラムで土橋さん
和歌山県紀の川市下丹生谷の果樹農家「たつみフルーツ」の土橋弘幸さん(34)が、地元の生産者や直面する課題などを広く消費者に知ってもらおうと、発信する活動に取り組んでいる。2月からは地域情報紙「きのかわトークニュース岩出・紀の川版」でコラムの掲載をスタート。「若い農業者から、お客さまとの接点を持つのが難しいという話をよく聞く。地元の方に農業の現状を知ってもらい、身近に感じてほしい」と話す。...
View Article多彩な体験楽しく 海南ふれあい福祉フェス
「第8回ふれあい福祉フェスティバル」が21日、和歌山県海南市下津町下津の拝待体育館で開かれた。福祉への関心を高めてもらおうと市社会福祉協議会と海南・海草障害者地域自立支援協議会が共催。、来場した親子連れら約400人は、小雨の降る中、館内の多彩な催しや屋外の飲食などを楽しんだ。...
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