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粉河の魅力を発信 22日~とんまか雛通り

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紀の川市粉河の粉河寺、古民家山﨑邸などの歴史的な建物や地域の商店街にひな人形を飾る「粉河とんまか雛通り」(実行委員会主催、児玉かよ子委員長)が22日から始まる。開催に向け、実行委のメンバーは着々と準備。3月31日までの期間中、さまざまな催しも計画されている。

実行委は、地元にゆかりのある男女19人で構成。粉河のまちににぎわいを取り戻し、同市文化協会粉河支部が主催する「紀の川流し雛」を盛り上げ、継承していこうと、昨年に続いて2回目の開催となる。

実行委は昨年から11回もの会議を開き、今回初めての取り組みとなる催しも計画。地域の協力の下に、ひな人形の展示場所を約10カ所増やしたり、小雨の降る中、とんまか通り沿道にイベントをPRするのぼりを立てたりするなど、準備を進めている。

イベントでは「紀の川流し雛」と連携し、西国第三番札所の粉河寺や粉河産土神社、紀州藩鷹狩り役人餌差の住宅・旧南丘家住宅などの歴史的な建物の他、商店街沿いの店舗など約60カ所にひな人形を展示。今回新たに、期間中の毎週土曜日と3月3日に、大門前の建物で「水引幕」「行燈幕」「傘幕」のだんじり幕を飾り、紀州三大祭の一つ「粉河祭」の魅力を紹介する。

12日は、NPO法人紀州粉河まちづくり塾と共催し、粉河高校生らのガイドを受けながら街中を散策する「ブラブラ散歩」、19日には、同市商工会館で絵手紙コンクールの作品表彰式を行う。

実行委は「粉河の足元にある宝物の再発見と魅力を発信していきたい。にぎわいを取り戻すきっかけになれば」と話している。午前10時から午後4時まで。問い合わせは実行委(℡0736・73・2246)。

「にぎわいを取り戻したい」と実行委の皆さん

「にぎわいを取り戻したい」と実行委の皆さん


甦りの雛美な展 かじか荘で赤猿の縁起物も

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 着物の生地などで縫製した鮮やかなひな人形やマスコットが並ぶ「甦りの雛美な(よみがえりのひなびな)展」が3月3日まで、紀美野町菅沢の民宿「美里の湯かじか荘」で開かれている。

 同町の小川地区公民館で月2回、明治から昭和までの着物を再利用して現代風の洋服や人形を制作しているサークル「リサイクルアート」の13人が出展。昨年に続いて2回目の展示となる。

 ことしはうるう年の申(さる)年ということで、魔除けなどのご利益があるとされている赤いサルの人形「さるぼぼ」や高さ8㌢程度の「ミニ雛」など、さまざまな作品が同施設の本館と新館のロビーに飾られている。

 さるぼぼは両館合わせて約350体あり、天井につるした輪に結び垂らすようにして展示。この他、ふくよかで愛嬌(あいきょう)のある「福娘」や桐タンスの材木を活用して平安時代の優雅さをびょうぶ絵のように表した作品などが並ぶ。

 同施設の塚田晃次さんは「昨年もこの作品を見に訪れるお客さまが多くいました。ことしも作品を見て笑顔になってもらえたらうれしいですね」と呼び掛けている。

 無料で誰でも入場できる。午前11時から午後8時まで。問い合わせは同施設(℡073・498・0102)。

さまざまな作品が並ぶロビー

さまざまな作品が並ぶロビー

4年連続減の307億円 紀の川市当初予算

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 紀の川市は23日、平成28年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比2億円(0・6%)減の307億5000万円となり、平成24年度以降、4年連続で減額した。特別会計と公営企業会計を合わせた総額は3億8939万円(0・7%)増の533億4657万円。市が直面している地方創生や人口減少、少子高齢化などの課題に対応し、市民が豊かさを実感できるまちづくりを目指した編成となった。26日に開会する市議会定例会に提出する。

 長期総合計画やまち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、地域資源を活かした魅力あるまち▽魅力ある仕事・職場のあるまち▽若い世代から選ばれるまち▽安全・安心で暮らし続けたいまち▽健全で持続可能な行政経営を行うまち――の5つを予算編成の柱に据えた。中村愼司市長は「厳しい財政状況の中、市民に協力してもらいながら『住んでよかった』と思われるまちづくりを進めたい」と述べた。

■主な事業
 新規事業として、市の認知度向上とイメージアップを図り、交流人口の拡大につなげるシティープロモーション強化(837万円)▽県内初の取り組みとして、若年層を対象に市内で開催される同窓会を支援(65万円)▽市内小中学校の給食で月に1回、市産を中心とした旬のフルーツを提供(238万円)▽京奈和関空連絡道路の整備促進事業として、市民フォーラムを開催(89万円)や啓発用物資の作成(45万円)――などに取り組む。市民目線に立った行政運営の仕組み作りとして、平成30年度を始期とする新たな総合計画の策定(832万円)や総合計画進行管理、サービス検証システムなどの行政評価制度を構築する(643万円)。

 一般会計の概要は次の通り。

■歳入
 主財源となる市税は、前年度比2593万円(0・4%)減の63億8011万円で、構成比は全体の20・8%。繰入金は同5億9616万円(38・8%)増の21億3454万円。地方債を繰り上げ償還するための減債基金を取り崩したことが増加の要因となった。市債は、紀の海クリーンセンターや市立竜門小学校の改築工事など大型事業の完了に伴い、同8億350万円(22・4%)減の27億8300万円。28年度末の市債残高は332億362万円となる見込み。

歳入307億5000万円

歳入307億5000万円

■歳出
 人件費などの義務的経費が155億9041万円(50・7%)で、政策的経費が151億5958万円(49・3%)となった。

 人件費は職員の減少に伴い前年度比6385万円(1・4%)減の45億8553万円。公債費は同9億4910万円(19・7%)増の57億6773万円となり、扶助費は障害福祉サービスの給付費の増や市立保育園への運営委託料が要因で同3億574万円(6・2%)増の52億3714万円に膨らんだ。

歳出307億5000万円

歳出307億5000万円

地元の黒豆おいしいよ 鞆渕小児童が販売

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紀の川市立鞆渕小学校の4年生から6年生の6人は24日、同市豊田のめっけもん広場で、地域の畑で育てた特産の黒豆の商品を一日限定で販売。用意した黒豆(300㌘)23袋、黒豆納豆24パック(2個セット)が30分で売り切れてしまうほど盛況だった。

昨年に続き2度目。児童たちは総合的な取り組みの一環で、鞆渕の食文化や歴史を学習。地域の人たちに聞き取り調査し、昔ながらの納豆の製法を教わるなど理解を深めてきた。地元農家でつくる「がんこ農家」の協力を得て、地域の畑で去年の6月に苗植えし、収穫も体験した。

何か黒豆の商品を作れないかと考え、昨年は黒豆のみだったが、今回はパッケージ製作会社などとコラボレーションし、初めて黒豆納豆を販売。包装には同校のオリジナルキャラ「くろまめ王子」などをデザインした。

この日、児童たちは「鞆渕の黒豆いかがですか」「僕たちが作ったおいしい黒豆です」などと元気いっぱいにPR。納豆の試食も行った。

6年生の西平樹生(たつき)君は「昔の方法で作る納豆がなくなりかけていると聞いて、後の世代にも伝えていかなきゃいけないと思った。他の豆に比べて甘い鞆渕の黒豆を、もっとみんなに食べてもらいたいし、知ってもらいたい」と話していた。

栽培に関わった黒豆を販売する児童たち

栽培に関わった黒豆を販売する児童たち

ミニ四駆コースを開放 紀州漆器カップへ

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 紀州漆器協同組合青年部(菱山創部長)は今月から、毎月第3日曜日の午前10時から午後4時まで、海南市船尾の紀州漆器伝統産業会館(うるわし館)の会議室にミニ四駆コースを設け、開放している。

 昨年10月の「漆器まつり」で紀州塗りのミニ四駆ボディーを景品にしたレース「紀州漆器カップ」を初開催し、好評だった。ことしも開催する予定で、コースの設置は、レース本番までに自慢のミニ四駆に磨きをかけてもらうことなどを目的としている。

 第1回の同カップでは、市内外の子どもから大人まで約60人が熱戦を展開。レースを企画した一人、同青年部の島圭佑さん(26)は「大人の人も盛り上がってくれて、子どもたちとのコミュニケーションの場にもなりました」と振り返る。今秋の漆器まつりでの開催を見据え、「日頃からミニ四駆を走らせる場所、コースが必要」との考えから開放することに決めた。

 今月21日、初めてのコース開放が行われ、親子連れらは平面コース(約5㍍×約3㍍)、上り坂などがある立体コース(約5㍍×約5㍍)でミニ四駆を楽しんだ。今後、青年部では紀州塗りのボディー販売やボディーへの蒔絵体験なども考えているという。

 菱山部長(39)は「ミニ四駆を通して、子どもたちがもっと海南の伝統である漆器の技術や魅力にふれあうことができたら」と期待を寄せている。

 コースの使用料は高校生以上が500円、中学生以下が無料。問い合わせは同館(℡073・482・0322)。

開放されたコースでミニ四駆を楽しむ来場者

開放されたコースでミニ四駆を楽しむ来場者

3月3日 粉河で「紀の川流し雛」

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 紀の川市文化協会粉河支部は3月3日、粉河の春の風物詩「紀の川流し雛」を開く。午後1時半から祈願祭を行い、3時から中津川で雛を流す。

 子どもの健やかな成長と市民の安全を願うとともに、郷土愛を育て、近年の大災害に見舞われた地域の一日も早い復興を祈願した恒例のイベント。粉河寺境内に設けた祭壇に、子どもや市民が願いを込めた紙雛を奉納。2時に同寺を出発し、行列がとんまか通りから旧粉河支所前の同川までを練り歩く。

 川原では午後3時から、小学生や保育園児らが紙雛を流して祈願する。

 問い合わせは粉河ふるさとセンター(℡0736・73・3312)。

一般会計は65億円 紀美野町28年度当初予算

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 紀美野町議会の平成28年第1回定例会は1日に開会し、町は総額65億6400万円の平成28年度一般会計当初予算案をはじめとする議案43件を提出した。

 一般会計当初予算案は、光通信網整備事業や紀の国わかやま国体に関する大型事業が完了したことから、前年度比4億1800万円(6・0%)の減額。歳入は、町税が2・31%増の7億6843万円、地方交付税が増減なしの35億5000万円、国庫支出金が4・4%減の3億1358万円、町債が32・4%減の7億9440万円となっている。

 歳出は、総務費が27・9%減の7億8968万円、民生費が3・6%増の16億4608万円、衛生費が14・9%減の9億4847万円、農林水産業費が7・9%増の4億9601万円、公債費が5・6%増の12億1235万円。

 主な事業として、地域おこし協力隊員を4人から10人に増員配置する事業に4030万円、満18歳まで医療費の一部を支給する子ども医療費助成事業に2335万円。新規事業として、1歳児から中学3年生までのインフルエンザ予防接種について1回2000円を助成する事業に180万円を計上している。

 特別会計8件、企業会計1件を合わせて、28年度の当初予算総額は107億8795万円(前年度比3・9%減)となる。

 また、27年度一般会計補正予算案では1億977万円を増額。主な事業として、臨時福祉給付金事業に5855万円、野上小学校空調設置事業に4496万円、マイナンバーの情報セキュリティ強化対策委託料に740万円を計上している。補正後の27年度一般会計の総額は77億7319万円となる。

 定例会で寺本光嘉町長は上程議案説明を前にあいさつ。ことし1月1日に迎えた町誕生10周年や2億円をかけて取り組んだ光通信網整備事業の完了、紀の国わかやま国体でのホッケー競技を振り返るとともに、町の課題である少子高齢化や過疎対策、災害対策、雇用問題、人口減少対策などに取り組む決意を表明。「地域で知恵を出し、汗をかき、魅力的なまちづくりを進めていかなければならない」と来年度への抱負を述べた。

 今議会の会期は23日までの23日間。一般質問は11日に予定している。

風流に「紀の川雛流し」 粉河の春の風物詩

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 紀の川市粉河の春の風物詩「紀の川流し雛(びな)」(市文化協会粉河支部主催、山崎紀久一支部長)が3日、旧粉河支所前の中津川で行われ、地域の園児や児童らが紙で作った人形などを流した。

 子どもの健やかな成長と市民の安全を願うとともに、郷土愛を育み、近年の大災害に見舞われた地域の一日も早い復興を祈願した毎年恒例のイベント。今回で34回目を迎えた。

 粉河寺で祈願祭の後、約300人の行列がとんまか通りから約1㌔を練り歩いた。河原に到着すると、紙で作られた人形や小舟を次々と流した。周囲には大勢のカメラマンや見物人が集まり、華やかで風流な光景を撮影していた。

 お姫さま役を務めた荒川中学校教諭の尾﨑由梨さん(23)は「子どもたちの願いがかなってくれるとうれしい」と話していた。

川沿いからゆっくりと流す尾﨑さん

川沿いからゆっくりと流す尾﨑さん


高畑―松ヶ峯を短縮へ 国道にトンネル整備

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 紀美野町の高畑―松ヶ峯間を結び、来年3月の完成を目指している「国道370号仮称1号トンネル」(536㍍)の工事の安全祈願祭が3日、同町の十三神社で行われ、施工業者や行政関係者ら約30人が工事の無事を祈った。

 発注は海草振興局建設部海南工事事務所、施工は㈱小池組(和歌山市六番丁、小池康之代表取締役)と益田工業㈲(同市鳴神、益田直輝代表取締役)でつくる「小池・益田特定建設工事共同企業体」が請け負う。

 大きな曲がり道が続く現国道の高畑―松ヶ峯間の線形不良を解消し、交通の利便性を高めるため、県は平成24年度にトンネル工事を事業化し、25年2月から着手した。全体事業費は約23億円。開通すると現国道の同区間約1・8㌔が536㍍に短縮される。

 工期は昨年9月4日から29年3月31日までで、今後、掘削や排水整備などの大型工事が本格化。祈願祭には小池代表、益田代表をはじめ、寺本光嘉町長、小椋孝一町議会議長、鐵尾義治・海草振興局建設部部長らが出席。同神社の美野隆義宮司による神事では、作業員の安全などを祈る祝詞を読み上げた。その後、出席者は玉串をささげ、神酒を受けた。

 寺本町長は「370号は命の道。スムーズに工事が進むことを祈ります」、施工者を代表し、小池代表は「来年3月の完成をみんなで気持ちよく迎えられるよう、身を引き締め、細心の注意をはらって工事を進めていきたい」と話した。

トンネル工事の予定地

トンネル工事の予定地

「どうせ無理」をなくそう 植松さん講演

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高校生5人でつくる〝どうせ無理〟をなくしたいinNAGA実行委員会(東詩歩実行委員長)は2日、県立那賀高校(岩出市高塚)で、わずか18人の町工場で経験ゼロからロケット開発を成し遂げた㈱植松電機(北海道赤平市)の植松努専務取締役を招き、講演会を開いた。

同実行委は、同校3人、貴志川高校1人、粉河高校1人の男女5人で構成。昨年11月、和歌山市で開かれた植松さんの講演会に足を運んだ東委員長(18)が、講演の内容に感銘を受け、周囲にも聞いてもらおうと、植松さんを招いた講演を計画。企業などに協賛金を募り、ボランティアの協力を得て会場の準備なども手掛け、実現させた。

植松さんは北海道芦別市に生まれ、航空機設計会社を経て父親が経営する同社に入社。平成16年、「カムイ式ロケット」の研究を進めていた北海道大学大学院の永田晴紀教授と出会い、夢であったロケット開発の協力を約束。その後、人工衛星やカムイ式ロケットの打ち上げに成功している。

講演には約450人が足を運んだ。植松さんは「自分の未来を過去の常識で諦めないで。思うは招く」と夢を持ち続けることの大切さを強調。「憧れ」は未来を明るくし、人を成長させるパワーであるとし、「人間にはものすごい可能性がある。憧れることをやめなければ、自分では想像のつかないほど素敵な人間になれる」と語り掛けた。

また、「どうせ無理」という言葉について、「人の自信と可能性を奪う最悪の言葉だ」と力説。「『だったらこうしてみたら?』で夢はかなう。一回しかない人生。みんなで力を合わせていい未来をつくろう」と呼び掛けた。

講演会を終え、東委員長は「多くの仲間や地域の人に助けられ、財産になった。これからも新しいことに挑戦したい」と話していた。

講演する植松さん

講演する植松さん

功労賞に荻野さん 海南スポーツ賞決まる

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第11回海南市スポーツ賞の受賞者が決まった。今回は表彰6区分に57人と3団体が選出。スポーツの振興に著しい功績のある人に贈られる功労賞には、県合気道連盟理事の荻野悦志さん(65)=下津町下=が選ばれた。功労賞の選出は2年ぶり。6日午前10時から海南保健福祉センターで表彰式が行われる。

市体育事業実行委員会が本年度の大会記録などから選考し、表彰。スポーツ振興に功績のある指導者らが対象となる有功賞に3人、優秀指導者賞に1人。大会で優秀な成績を挙げた選手らが対象の顕彰に1人、スポーツ賞に30個人と1団体(10人)、奨励賞に21個人と2団体(14人)が選出された。

功労賞の荻野さんは20歳の頃、埼玉での大学時代に合気道の道に進み、卒業後は合気道竹豊館で竹中日出雄道場長(合気会8段)の下、鍛錬を重ねている。指導員として県連盟の活動に取り組み、合気道の指導、普及に尽力。平成15年には優秀指導者賞を受賞し、同20年には6段を取得した。

功労賞を受け、「とてもびっくりしています。これまで続けてこられたのも周りの方たちからの指導や協力のおかげです」とにっこり。「稽古では技の鍛錬だけではなく、普段関われない子どもや人たちとふれあうこともできて、楽しみがある。こつこつとやることが大切で、これからも目標に向かって取り組んでいきたい」と一層の飛躍を誓った。

荻野さん以外の受賞者は次の皆さん。

【有功賞】田和典(市少林寺拳法協会)▽藤田純江(海南海草地方陸上競技協会)▽奥野康和(市軟式野球連盟)

【優秀指導者賞】中筋美佳(県合気道連盟)

【顕賞】中野翔太(星林高校)セーリング

【スポーツ賞】安永元樹(県)水泳競技飛び板飛び込み・高飛び込み▽冨田一穂(県)同50㍍自由形▽宮本竜成(第三中学校)同1500㍍自由形・400㍍自由形▽福本久子(県)同25㍍背泳ぎ・25㍍自由形▽原田朋和(県)同25㍍バタフライ▽尾﨑由依(和歌山東高校)フェンシング▽山野早也香(県)ボート▽白藤喜彦(HC和歌山)ハンドボール▽佐々木康介(県)ホッケー▽戸田和孝(県)同▽小澤浩平(県)同▽松本匡史(県)同▽田中斐(箕島ホッケークラブ)同▽小野田元彦(県一輪車協会)一輪車▽中谷ほのか(中京大学)陸上競技100㍍ハードル▽岡室陽造(県)同ジャベリックスロー・立ち幅跳び▽梶本美徳(県)フライングディスク▽井本博文(県)同▽岸原成(県)同▽寺岡彬人(県)バレーボール▽矢倉卓尚(県)同▽﨑茉緒(県)日本拳法▽平井さくら(県)同▽横田杏(県)同▽瀨野淳介(県躰道協会)躰道▽田中咲帆(同)同▽源晴新(同)同▽宮﨑祐安(同)同▽田上晶希(同)同▽大迫るり子(同)同

【スポーツ賞団体】FC.VALENTIA(山縣亮介、鈴川祐生、岩橋悠太、弓場海翔、硲本依吹、福殿琉起、辻本雅斗、奥慎之介、山本和生、榎本哲也)フットサル

【奨励賞】山﨑知香(和歌山女子チーム)陸上競技駅伝▽井口大幹(海南中学校)同駅伝▽小倉稜央(同)同駅伝・1500㍍▽山﨑勇人(同)同800㍍▽田中佑樹(亀川中学校)同三段跳び▽廣谷帝紀(大阪体育大学)同リレー▽川下隼弥(紀の国アスリートクラブ)同リレー▽中田奎人(和歌山北高校)同3000㍍障害▽菱山愛里(紀の国アスリートクラブ)同800㍍▽奥村周平(和歌山ニューメッツ)硬式野球▽栗田優星(同)同▽田廣鉄平(県日本拳法連盟海南支部)日本拳法▽前川起輝(和歌山竹豊館道場)合気道▽戎泰輝(同)同▽谷本優(大阪OB軟庭会)ソフトテニス▽田伏啓吾(市スイミングクラブ)水泳競技400㍍個人メドレー▽小林さとな(同)同25㍍平泳ぎ▽上野心優(パルポートワカヤマ)100㍍自由形▽片畑克規(中紀スイミングクラブ)同50㍍平泳ぎ▽山下夢羽(同)同50㍍バタフライ・100㍍バタフライ▽藪根仁子(海南黒江道院拳友会)少林寺拳法

【奨励賞団体】下津第一・第二中学校合同女子バレーボールチーム(岩本紗英、山中愛未、坂本侑、前山未来、山本由葵、向山明具里、廣田隆弘、松尾研也)バレーボール▽市ジュニア駅伝チーム(田中陽貴、中西壱瑳、中俣真菜美、若林宏樹、松尾萌花、吉田藍)陸上競技駅伝

受賞に感謝の思いを語る荻野さん

受賞に感謝の思いを語る荻野さん

楽しい時間お届け 海南中1年が施設訪問

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海南市日方の市立海南中学校(小坂啓次校長)の1年生75人は3、4日の2日間、市内の幼稚園や高齢者施設を訪問し、歌やゲームなどを通して楽しい時間を届けた。

総合的な学習の一環として行ったもので、生徒は6グループに分かれて施設を訪問し、練習してきたオリジナルの劇などを披露した。

4日、同市築地の介護老人保健施設「カルフール・ド・ルポ」には生徒8人が訪問し、利用者約30人の前で、民話「笠地蔵」をベースとしたオリジナルストーリー「タオルじぞう」を披露。おじいさんが地蔵にタオルをあげると、大量にお返しをもらえるストーリーで、生徒の熱演に会場は笑いに包まれた。

この他、箱の中に入っているものを当てるゲーム「?BOX」も好評。箱の中にはそろばんや野球のボールなどが入っており、挑戦者は手の感覚を頼りに中身を当てていた。

ゲームの参加者には生徒から「長生きしてください」「また会えることを楽しみにしています」といったメッセージカードが手渡された。

グループリーダーの江川莉湖さん(13)は「台本を覚えるのが大変だったが、とても喜んでくれたので、うれしかった」、施設利用者の上南裕計さん(74)は「中学生らしい芝居をしてくれて、とてもよかった。人に喜んでもらうことをするのは本当に大変だが、生徒さんたちはできていた」と話していた。

オリジナル劇「タオルじぞう」を上演する生徒ら

オリジナル劇「タオルじぞう」を上演する生徒ら

11年ぶり開催近づく 大飯盛物祭の修祓式

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4月3日に紀の川市貴志川町で開かれる「大飯盛物祭」で使う盛物の本格的な製作を前に6日、同町内で修祓(しゅうばつ)式が行われ、作業にあたる人たちの心や体を清め、完成を願った。

同祭は、同町国主の大國主神社(山本幸泰宮司)の神事で、今回11年ぶりに復活。約6000個の串に刺した餅を取り付けた盛物を、行列をつくりながら旧貴志川支所から同神社まで運ぶ。

式には、同祭実行委員会(柳瀬森哉会長)の他、来賓の中村愼司市長や地元選出の県議、市議ら約60人が出席し、山本宮司(58)が式を執り行った。降神の儀や玉串をささげる儀式などの後、柳瀬会長(77)は「素晴らしい祭りができるよう、しっかり準備を進めていきたい」と、祭りの成功へ気持ちを込めた。

実行委は今後、盛物の製作やしめ縄作り、飾り付け用の餅つきなどの準備に取り掛かる。同日現在、行列に参加する稚児の応募はすでに約140人に上り、来賓を含めて約800人が行列に参加する予定だという。

玉串をささげる柳瀬会長㊧

玉串をささげる柳瀬会長㊧

海南駅にセブンイレブン 9日オープン

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 海南市名高のJR海南駅構内に9日午前6時半、コンビニエンスストア「セブン―イレブン ハートインJR海南駅改札口店」がオープンする。県内のJR駅構内にセブン―イレブンが出店するのは初めて。ICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」での精算も可能で、同日から開業記念キャンペーンが行われる。

 店舗は面積約100平方㍍。公共料金の支払いやセブン銀行ATM、マルチコピー機などのサービスに加え、イコカでの精算、現金チャージができる。

 開業記念キャンペーンは、11日まで弁当や麺類、おにぎりなどを30円から50円割引きする他、セブン―イレブンのポイントカード「nanaco(ナナコ)」に入会で300ポイントをプレゼント(15日まで)、ナナコで購入するとポイント2倍プレゼント(4月8日まで)などの特典がある。

 年中無休。営業時間は午前6時半から午後9時半まで。問い合わせは同店(℡073・484・5114)へ。

オープンが近づく海南駅構内の店舗

オープンが近づく海南駅構内の店舗

次なる挑戦へ 紀美野町10周年記念式典

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 ことし10周年を迎えた紀美野町の「町誕生10周年記念式典」が6日、神野市場の文化センター「みさとホール」で行われ、町民や行政関係者ら約350人が集い、節目を祝福した。

 平成18年1月1日に旧野上町と旧美里町が合併して紀美野町が誕生。式典では紀美野の10年間の歴史を振り返るビデオが上映され、国歌、町民歌を歌った。

 寺本光嘉町長は式辞で「人口減少や少子高齢化など、10年の歩みは決して平坦な道ばかりではなかったが、両町の均衡ある発展を目指し、まちづくりを進めてきた」と述べ、防災行政無線全町整備、国道370号整備、光インターネット整備といった、防災・減災、交通・生活の利便性向上に向けて行ってきた事業を振り返った。

 さらに「着実に一歩一歩を歩んできたが、取り組むべき課題は山積している。10年を一つの区切りとして次なる挑戦への10年が待っている」として、産業振興や雇用確保、道路整備などの課題を挙げ、「私たちが一致団結して、さまざまな課題に取り組むならば必ずや道は開ける。先人から受け継いだ素晴らしい自然、文化を守り、郷土愛に満ちたふる里をつくっていく」と決意を述べた。

 小椋孝一町議会議長のあいさつの後、地域振興などに貢献した住民をたたえる一般表彰(個人124人、16団体)、自治功労表彰(個人25人)を行い、「まちづくり・定住」部門では、同町マスコットキャラクター「きみちょん」も表彰を受け、寺本町長から表彰状を受けた。

 表彰後、出席した仁坂吉伸知事や県選出の国会議員らが祝辞。出席者全員の拍手に包まれる中、閉会した。

舞台で表彰を受けた「きみちょん」

舞台で表彰を受けた「きみちょん」


ひなめぐりを快適に 小型EVレンタル

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海南市内各所のひな人形スポットを巡る「第6回紀州海南ひなめぐり」を快適に楽しんでもらおうと、㈱なかモーター自工(本社=紀美野町動木)は12、13の両日、午前9時から午後5時まで、JR海南駅東口で小型電気自動車(EV)の無料レンタルを行っている。

貸し出しているEVは、有馬温泉(神戸市)周辺で「有馬温泉周遊観光レンタカーシェアリング」として導入されている㈱光岡自動車(尼崎市)の「ライク‐T3」。車幅約1・2㍍で細い路地にも進入しやすく、小回りが利く。

なかモーター自工は観光振興のために同車の導入を考えており、利用者からの乗り心地や便利さについてのアンケート収集も兼ねて企画した。

同社の田中祥秀さん(41)は「海南の海や山の風とともに、ひなめぐりを楽しんでもらえたら」と利用を呼び掛けている。

2人乗り。同駅東口の北側で受け付けている。利用時間は約1時間。

「風とともに楽しんで」と田中さん

「風とともに楽しんで」と田中さん

「紀の海クリーンセンター」が完成

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施設の老朽化などに伴い、紀の川市桃山町で工事が進められていた同市、海南市、紀美野町の2市1町による広域ごみ処理施設「紀の海クリーンセンター」が完成し、12日、竣工式が行われた。各首長や国会議員、県議会議員ら約150人が出席し、テープカットで待望の完成を祝った。

同センターは平成24年8月に着工、先月末に完成し、今月から供用を開始。施設面積は2万6695平方㍍。エネルギー回収推進施設(鉄骨鉄筋コンクリート造り、地上6階、地下2階)、マテリアルリサイクル推進施設(同、地上3階)、管理棟(鉄骨造り、地上2階)の3施設で構成する。

エネルギー回収推進施設はストーカ式焼却炉2基を備え、24時間あたりの処理量は135㌧。マテリアルリサイクル推進施設は粗大ごみ処理施設の他、瓶類、缶類処理設備など6設備があり、一日あたりの選別処理量は17㌧。事業費は造成工事約9億600万円、建設工事約58億9470万円。

センターでは、ごみの中間処理をする他、焼却熱を利用して発電し、電力を施設の稼働に使用。余剰電力は売電して施設運営経費の一部に充てる。マテリアルリサイクル推進施設では資源ごみを選別し、資源を有効活用。自然、生活環境に配慮した安全な運営を目指す。

式典で管理者の中村愼司紀の川市長は「センターの建設にあたり、地元の皆さま他、多くの方々のお力添えをいただいたことに深く感謝している」と式辞。構成市町の神出政巳海南市長と寺本光嘉紀美野町長があいさつした。来賓の祝辞後、地元自治区長らに感謝状を贈呈。中村市長ら6人でテープカットを行った。

完成した紀の海クリーンセンター

完成した紀の海クリーンセンター

ススキ野に上がる煙炎 生石高原で山焼き

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ススキの名所として知られる紀美野、有田川の両町にまたがる生石高原(標高870㍍)で13日、春の風物詩「山焼き」が行われ、一斉にススキが焼き払われる壮大な様子を一目見ようと、多くの行楽客やカメラマンでにぎわった。

山焼きはススキ以外の草木も焼き払うとともに、灰を肥やしにススキの芽吹きを促進させ、純粋なススキの草原を再生させるため、両町が平成14年度から実施。町や消防の職員らが作業に当たり、約9万3000平方㍍を焼いた。

この日は同高原山頂付近の岩場「笠石」の東部で点火式が行われ、しみず温泉あてがわ太鼓の演舞の後、紀美野の寺本光嘉町長らが点火。風にあおられるとともに炎の大きさも増し、観覧者はバチバチと音を鳴らしながら黒煙を上げるススキに目を引かれていた。

橋本市から友人と訪れた東本ミツ子さん(72)は「まるでドラマを見ているようでした」と笑みを浮かべた。

炎を上げる生石高原

炎を上げる生石高原

迫力の「だんじり幕」展示 粉河祭PR

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 紀州三大祭の一つ「粉河祭」の魅力を紹介しようと、紀の川市粉河の大門前の旅館「三笠館」跡地で、「水引幕」「行燈幕」「傘幕」のだんじり幕を展示している。26日までの毎週土曜日。

 同寺や古民家山﨑邸などの歴史的な建物や、地域の商店街にひな人形を飾る「粉河とんまか雛通り」(同実行委員会主催、児玉かよ子委員長)の一環。とんまか通りを舞台にだんじり幕を展示するのは初めてとなる。

 会場には、中町と北町のだんじり幕10枚を展示。行燈幕は縦93㌢、横410㌢と最も大きく、迫力ある立体的な刺しゅうが来館者の目を楽しませている。

 中町の水引幕の題材は「前九年の役」。平安時代後期、源氏と安倍氏による12年間の戦いの名場面を4枚の幕にまとめている。北町の水引幕の題材は安土桃山時代、賤ヶ岳の合戦の「佐久間玄蕃(さくまげんば)太閤本陣単騎乗込乃図」。柴田勝家の家臣である玄蕃と羽柴秀吉勢との戦いの様子が4枚の幕にあしらわれている。

 建物ではひな人形も展示中。実行委は「地元の宝を再発見できた。他の町にも協力を呼び掛け、これからも展示を続けていきたい」と話している。

 入館無料。開館時間は午前10時から午後4時まで。

展示されているだんじり幕

展示されているだんじり幕

和歌山線に絵画 打田駅は田中小児童が描く

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JR和歌山線・打田駅(紀の川市打田)のホームに、市立田中小学校の児童が描いた絵画が掲げられ、利用者の目を楽しませている。

JR西日本和歌山支社や沿線の自治体などでつくる和歌山線活性化検討委員会が実施する「駅舎ペインティング」の一環。「明るく・楽しく」をキーワードに、駅と学校、地域をつないでいきたいという思いから、平成24年12月に隅田駅で初めて実施。以後、事業を継続し、これまで17駅に絵画が登場している。

打田駅の絵画を描いたのは、同校6年生の74人。実行委員会を立ち上げ、休憩時間や図工の時間などを使って約3週間で仕上げた。下書きの後、ペンキを使って地域にある竹房橋や河川敷でカヤックやバーベキューをしている様子を描いた。大きさは縦1㍍24㌢、横4㍍。

14日に行われたお披露目式で、JR西日本和歌山支社総務企画課の福山和紀課長は「楽しい絵を描いていただき、明るい駅に生まれ変わった」とあいさつ。児童に記念品を手渡し、くす玉を割って完成を祝った。

桐山愛美さん(12)と上田百花さん(12)は「みんなで力を合わせて描いた作品なので、達成感がある。この絵を見た人に地域の魅力をあらためて感じてもらいたい」と話していた。

10日には市立池田小学校の作品が下井阪駅に、15日には市立長田小学校の作品が紀伊長田駅に掲げられた。

完成した絵の前で児童ら

完成した絵の前で児童ら

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