視覚障害者と童謡サークルが交流 紀の川市
紀の川市身体障害者連盟視覚部(山本正己部長)と打田文化協会打田童謡サークル(平松光子会長)は10日、打田生涯学習センターで、歌を通して交流を深めた。 山本部長によると、視覚部では、昨年からメンバーが集まって話し合いをする場を設けており、その中で「歌を楽しく歌いたい」との意見があったという。メンバーは歌詞が見えず、カラオケに行く機会も少ないことから、童謡になじみのある同サークルに依頼した。...
View Article農業や子育て重点 紀の川市29年度予算案
紀の川市は22日、平成29年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比4・4%減の294億円。人口減少が続く中、「住み続けたい」「住みたい」と思われるまちを目指し、フルーツなどの基幹産業の強化や子育て環境の充実などに重点を置いた予算配分とした。中村愼司市長は就任以来取り組んでいる「安全・安心なまちづくり」について「まだまだ不十分だと思っている。引き続きハード・ソフトの整備に取り組む」と意欲を示した。...
View Articleフルーツ体験「ぷる博」 体験参加者を募集
一般社団法人紀の川フルーツ・ツーリズム(島津章代表理事)は、3月5日から始まる果物をテーマにした体験型博覧会「ぷるぷる博覧会」(ぷる博)で実施する催しの参加者を受け付けている。...
View Article旧5町のひな人形勢ぞろい 粉河産土神社
紀の川市粉河の粉河産土神社(中山淑文宮司)で、打田、粉河、那賀、粉河、貴志川の旧5町の住民から譲り受けたひな人形を展示している。 同神社では、7年前からひな人形を飾っており、昨年までは貴志川町を除く4町から寄贈されたひな人形を展示。ことしは貴志川町の住民からひな人形の寄贈を受け、初めて5町のひな人形がそろった。...
View Article130年前のひな人形 セツ美容室で飾る
海南市野上中のセツ美容室に、130年以上前の明治時代のひな人形が飾られている。 同店を経営する森脇節子さん(79)の祖父で、旧中野上村の村長を務めた光三郎さんの妹・タミヱさんの誕生に合わせて明治18年に購入したものという。飾られることがなくなってからは蔵に保管され、30年ほど前に節子さんが蔵で探し物をしていた際に発見し、店に運んだ。...
View Article木津バイパス4日開通 有田川方面便利に
平成21年度から県が海南市木津地内で整備してきた国道424号「木津バイパス」が4日午後2時に開通する。 同バイパスは、野上新橋交差点から有田川町方面に向かう同市木津―沖野々地内の0・9㌔。幅員は10・5㍍で、車道3㍍×2、路肩0・5㍍×2、歩道3・5㍍となっている。...
View Article前年度並み65億円 紀美野町29年度予算案
紀美野町議会の平成29年第1回定例会が2月28日に開会し、町は総額65億6000万円の平成29年度一般会計当初予算案など34議案を上程した。一般会計は編成当初、予算規模の縮小を見込んでいたが、本庁舎と中央公民館の空調設備更新費が当初の想定を上回ったことなどにより、前年度比400万円(0・1%)減で、ほぼ前年並みの規模となった。...
View Article果物テーマの「ぷる博」開幕 4月9日まで
フルーツをテーマにした体験型博覧会「ぷるぷる博覧会(ぷる博)」が5日、紀の川市を舞台に始まった。4月9日までの36日間にわたり、市内で65のフルーツにちなんだ体験が催される。5日は市役所でオープニングフェスティバル「ぷるフェス」があり、約2000人でにぎわった。...
View Article那賀高が3年連続入賞 丹波篠山ビデオ大賞
兵庫県篠山市で開かれた全国アマチュアビデオコンテスト「第28回丹波篠山ビデオ大賞」(実行委員会、同市など主催)のグランプリの部で、県立那賀高校(岩出市高塚、歌保晴校長)放送部が、篠山市長賞を受賞した。受賞作品は、かつらぎ町四郷地区で400年以上続く串柿作りを2年にわたって取材した「二・六・二」で、柴野遼副部長(17)は「先輩の作品を受け継ぎ、賞を取れてうれしい」と喜んでいる。...
View Article県立自然博物館を移転へ 県新長計に方針
開館から35年がたち、老朽化などが指摘されている海南市船尾の県立自然博物館について、仁坂吉伸知事は8日、「収蔵スペースが弱く、津波に極めて脆弱」と課題を指摘し、来年度から10年間の県の新長期総合計画に移転・リニューアルの方針を盛り込み、「計画の期間中に実現するように頑張っていきたい」と見解を述べた。 同日の県議会本会議で藤山将材議員(自民党、海南市・海草郡)の一般質問に答えた。...
View Article高校移行後最初の卒業式 りら12人が巣立つ
本年度、専修学校から高校に移行した紀美野町真国宮のりら創造芸術高校(全日制・普通科)の第1回卒業式が12日、同校で行われ、8期生12人が次なるステージへ旅立った。 同校は学校法人りら創造芸術学園が運営し、本年度、創立10周年を迎え、高等専修学校から高校に移行した。...
View Articleススキの原に炎舞う 生石高原で春の山焼き
ススキの名所として知られている紀美野、有田川の両町にまたがる県立自然公園「生石高原」で12日、春の風物詩の「山焼き」が行われ、炎がススキの草原を覆う壮大な光景が広がった。 ススキの芽出しを進め、純粋なススキ草原を再生、保全することなどを目的に、平成14年度から実施。両町、生石高原観光協会が主催し、ススキが広がる約9300平方㍍で行った。...
View Article説明会に現職のみ 海南市長選は無投票か
任期満了に伴う海南市長選(4月9日告示、16日投開票)の立候補予定者説明会が14日、同市の海南保健福祉センターで開かれ、出席したのは現職・神出政巳氏(65)の陣営のみで、無投票の公算が大きくなった。 市選挙管理委員会(仲垣内寛委員長)が会場に用意した席の大半は空席。仲垣内委員長のあいさつの後、警察、郵便局、市選管がそれぞれ、選挙運動に関わる注意事項などを説明した。...
View Article部員10人で甲子園 大成が不来方に千羽鶴
第89回選抜高校野球大会(19日開幕、阪神甲子園球場)に21世紀枠で初出場する、部員10人の岩手県立不来方(こずかた)高校野球部を応援するため、紀美野町の和歌山県立海南高校大成校舎(河本好史校長)の生徒と保護者が千羽鶴を完成させた。同校舎の前身、大成高は59回大会(昭和62年)に部員10人で出場。同じ部員数で、東日本大震災の被災地で練習に励む不来方高の活躍を願い、贈ることを決めた。...
View Articleなかやまきんに君らゲストに 岩出マラソン
県内外から多くのランナーが集う岩出マラソン大会(実行委員会など主催)が12日、岩出市根来の根来若もの広場前広域農道をスタート地点として開かれ、大勢のランナーが早春の根来路を駆け抜けた。市誕生10周年を記念し、ゲストランナーとして北京五輪女子マラソンに出場した中村友梨香さん、お笑い芸人のなかやまきんに君が参加した。...
View Article惜しまれつつ閉館 スポーツクラブアポロ
スイミングとフィットネスクラブのスポーツクラブアポロ(岩出市高瀬、湯川和昭支配人)が今月で閉館する。施設前の道路拡幅工事に伴い、立ち退く形となった。地域に愛され続けたスポーツクラブは、惜しまれながらも、30年の歴史に幕を下ろす。...
View Article異動規模は159人 海南市4月の人事
海南市は23日、4月1日付の人事を内示した。異動規模は海南医療センターの医療関係職員を除いて159人(うち消防47人)となった。部長級は2人で、会計管理者兼出納室長の宮井啓行氏が議会事務局長に配置換え、くらし部企画員の山東昭彦氏が会計管理者兼出納室長に昇任となった。...
View Article課長級以上で7人昇任 紀美野町4月人事
紀美野町は4月1日付発令の人事異動を内示した。規模は89人(うち消防27人)で課長級以上は7人が昇格した他、新規採用は12人(同3人)、再任用は3人(同1人)。3月31日付の退職は14人(同2人)となっている。
View Article海南高SSH成果発表 中野会長の講演も
県立海南高校(海南市大野中、河本好史校長)で22日、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の成果発表会が開かれ、同校の1・2年生と保護者、全国のSSH指定校の教職員などが参加した。 同校は3期目となるSSHの指定を受けており、本年度は3期の最終年度。さまざまな科目を科学的に考察する課題研究(SITP)や、同市内の小学校における科学実験教室など多くの事業に取り組んできた。...
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